この二人最高。もう一度会いたくなる最高、最強のバディ・ムービー(バディ映画)6選【映画まとめ】

憧れる人間関係ってありますよね。

二人だけがわかりあえている感じというか。仲が良い悪いとかではなく、なんというか、腐れ縁というかなんというか、二人だからこそ作られる世界観というか、入っていけない関係とでもいいますか。

何が言いたいかといいますと、そんな二人組(バディ)の登場する映画が魅力的ですよね。という話です。

今回はそんな最高、最強の二人が登場する映画を集めました。よろしければご覧ください。

ちなみに二人に関わらず、「カッコイイキャラクター」「魅力的な登場人物」が登場する映画は↓にまとめました。よろしければこちらもご覧ください。

何度も会いたくなる!かっこいい!愛おしい!恐ろしい!魅力的なキャラクターが登場する映画6選

真面目な多田とテキトーで自由な行天。人生は理不尽で厳しいけど、二人なら寂しくはない。たぶん。「まほろ駅前多田便利軒」

大人になって、友達がこんなにも身近にいないもんだとは思わなかったです。

仕事を始めて社会に出て、同僚的な人はできるけど、心の裏側まで見せられる友達かと言えばそうではない。

「ふざけんな」「おい、ちゃんとしろ」

こんなことを気兼ねなく言える友達って、大人になると周りにいなくなるんじゃないでしょうか。

僕だけ?いやっ、きっとそうじゃないはず。

一応あらすじを↓

東京都のはずれの街「まほろ(おそらく町田市がモデル)」の駅前で便利屋をやっている主人公の多田はある日、幼馴染の行天と再会する。「今晩泊めてくれ。」一泊だけのつもりで泊めた行天。それから全然出ていかない行天に便利屋を手伝ってもらいながら依頼人たちとの交流を描く。

真面目で、頼まれた依頼は極力引き受ける多田とテキトーで自由で、時に真理を突くような発言をする行天

この二人がたまらん。

「多田が便利屋とは意外だな。あんた要領よく大学出た後、堅実な会社に入って、料理が上手い女と割と早めに結婚して、娘には『オヤジまじウゼェ』とか煙たがられながらも、まぁまぁ幸せな家庭を築いて、奥さんと子供と孫4人に囲まれて死んで、遺産は建て替え時期の迫った郊外の一軒家。って感じの暮らしをするんじゃないかと思っていた。」
「要領よく大学出て要領よく会社に入った。でも結婚した相手は、別れるまで料理が下手なままだった。」

多田がどうして便利屋をやっているのか。

便利屋に依頼に来る人間の背景も含めて、人生はどうしてこうもデコボコで、厳しく、理不尽なこともあるのだろうかと思ってしまう。でも、二人だったら、寂しくない。気がする。

大人の哀愁漂う映画です。

ちなみに、やはり人気だったのかドラマ編と続編もあります。

ドラマ「まほろ駅前番外地」

続編映画「まほろ駅前狂騒曲」

またまたちなみに、映画版の監督は大森立嗣さんですが、ドラマ版の監督は大根仁さんです。なので若干ですが演出の雰囲気が異なります。

どちらも良いです。


ホームズとワトソンをまさかの腐れ縁として描く「シャーロック・ホームズ」シリーズ

正しいかわかりませんが、単なる肌感覚としては、この「シャーロック・ホームズ」シリーズの成功により、白雪姫やリンカーンなどの偉人など、誰もが知っているお話などにファンタジックなアクションを盛り込んでいく映画が増えたと感じています。正しいかわかりませんが。

しかし、どれも成功とは言えないレベルで終わってしまっているのは、作品のリアリティもありますが、やはり登場人物の魅力が足りなかったからだと思います。

あらすじと呼べるものかわかりませんが↓

誰もが知っている名探偵シャーロック・ホームズとその相棒ワトソン。19世紀のロンドンを舞台にホームズのもとに舞い込んできた難事件を二人で解決していく。

という、まあここまで書けば原作そのままなんですが、ここにアクションとユーモアとミステリーが加わり、最高のエンターテイメントになっています。

ただ、原作に載っている要素はそのままなんですが、まさかこんなにホームズ変人だったとは。

夜中に急に銃打ち鳴らすし、バイオリン弾くし。確かに精神的にも不安定な面を描いてありましたが。

だからワトソンくんが煙たがるのも仕方ないと言えば仕方ない。結婚するにあたり一緒に住むこともやめ、出ていくのですが、腐れ縁と事件への好奇心でなかなか離れられない。

ホームズも離れたくないから色々画策する。それもなんか健気で愛おしい。ワトソン自身もなんだかんだほっとけない感じがまたよい。

何かを成し遂げてハイタッチするわけでもないし一緒に喜ぶわけではない。でも、何かっつーと気に止めてるしほっとけない。口ではなんだかんだ言いながらも息も合うし通じ合っている。

「俺たち仲がいい」って言ってる奴らは仲が良いとは言えないんじゃないか。男同士の仲ってこういう感じだよなーってちょくちょく思います。

ちなみに口では色々言いながらも、なんだかんだ仲がいい感じに見せているのは二人のアクションがところどころでシンクロするからであり、映画技法の基礎的な理論をしっかりと活用しているからだと言えます。

そして続編である「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」も素晴らしく面白い!大好きです!

こちらではあの宿敵モリアーティ教授やホームズの兄(こちらも変人)も登場し、アクションシーンもパワーアップ。そして最後のシーン。

観終わった後、立ち上がり拍手を送りました。実際は恥ずかしいので心の中でですが。

しかしあのホームズとワトソンを腐れ縁として描いている時点でもう面白いのは間違いがなく、もともとの原作の要素であるミステリー性にアクションを加えることで倍の倍は面白くなる。最高のエンターテイメント映画です。

続々編である3の全米公開は2021年のクリスマスのようです。観たい!

ガイ・リッチーが描くもう一つの腐れ縁「コードネーム U.N.C.L.E.」

シャーロック・ホームズシリーズの監督ガイ・リッチーさんが描くバディ・ムービー。しかもアクションがいい感じ!ということで観ましたが個人的にはやはりシャーロック・ホームズの二人を超えることはありませんでした。

しかしそもそも比べることが正しくないく、全然面白いです。ただ、個人的には主人公が変人な映画が好みらしく、コードネーム U.N.C.L.E.の主人公ナポレオン・ソロにはちょっとカッコと過ぎて感情移入がしづらいというのがあるのかもしれません。ん?いやっ、モテないからとかじゃねーから。マジで。

この映画の概要欄には「1960年代の人気テレビシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」を新たな視点で映画化したスパイサスペンス大作。」とある通り、どうやらリメイクのようです。

ざっとしたあらすじは↓

東西冷戦の最中の1960年代前半。CIAエージェントのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)とKGBエージェントのイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)は核兵器拡散をたくらむ謎多き国際犯罪組織を制圧するために、長年の政治的対立を超えて手を組むことに。思考や方法論も真逆の二人は、組織につながる手掛かりである行方をくらました科学者の娘を守り、核兵器の大量生産を阻止すべく奔走する。

と、yahoo!映画の内容をコピペしましたが、アメリカとソ連のスパイという桜木と流川のような二人を利用して、シャーロック・ホームズシリーズのような仲がいいんだか悪いんだか感を元にしたユーモアとアクションと盛り込んだエンターテイメント映画に仕上がっています。

また、1960年という時代背景をもとに、その時代のファッションやカルチャーを利用したスタイリッシュな演出も魅力です。

クールでクレバーで女ったらしなナポレオン・ソロとどこか田舎者感が漂うお堅いイリヤ・クリヤキン

二人の作り出す雰囲気が絶妙です。

2017年には続編の準備中との情報もあり、こちらも楽しみです。

21世紀、日本の新しいハードボイルド探偵。「探偵はBARにいる」シリーズ

探偵といえばバディが必要なんですかね。

携帯を持たない主義の、昔気質というか時代遅れなお人好しで、ハードボイルドになりきれない、少し間抜けな探偵と、空手師範代の実力を持つが怠惰でぼーっとした性格の相棒が依頼された事件を解決していく。

↑まあこんな感じのあらすじなんですが、話としてとてもしっかりしているので非常に面白く観れます。

恐らくバブル期くらいの日本映画の雰囲気を意識しているのか、少し抑えめのトーンで大人向けの演出になっています。

二人の関係性みたいなものはあまり見えませんが、主人公である探偵の「依頼人を守る」という信念と悪を許さない正義感がカッコイイです。

そしてたまにやって来る相棒のヌケ感がたまらない。

人気シリーズということで2と3と出ていますが、どれもオススメです。

「探偵はBARにいる2 ~ススキノ大交差点~」

「探偵はBARにいる3」

話の作りとしては2の方がしっかりとしていますが、テーマとしては3の方が好きです。涙の量は3の方が多いかも。

映画の最後、北川景子さんがある場所で壁にもたれて座り込み、陽の光を見るともなく見つめているシーン。忘れられません。

「笑い」「アクション」「謎」

要素的にはシャーロック・ホームズシリーズと同じですが演出や現実感やターゲット層等でまた違う。

描かれているのは悲しい運命や困難。そして時に生きることへの虚無感に襲われながらも、一生懸命に生きている人々です。

観るとどれも頑張ろうと。頑張って生きようと思えます。

シリーズとしてずっと続いて欲しい映画です。

事実を元にした最強バディ。名前の通り。「最強のふたり」

もうこの映画自体映画史に残る素晴らしい作品です。本当に素晴らしい。観終わった後の清々しさ。最高です。

事故により首から下が動かなくなってしまった大富豪フィリップ。彼の介護士として、ただ生活保護が欲しいがために面接に来ただけのスラム出身の黒人男性ドリスをまさかの採用。ふたりの交流により描かれる友情とそれぞれの成長を描く。実話を元にした物語。

あらすじは↑こんな感じです。いわゆるバディ・ムービーという括りからは外れてしまうのかもしれませんが、この二人が何より素晴らしい。最高です。

そもそもが自分を障害者ではなく、一人の人間として対等に扱ってくれることから採用しただけあり、大富豪フィリップのドリスに対する理解や、そもそもこのドリスさんがなんかイイんです。

二人で公園をジョギングしている時に「遅い!」と言って怒り、車椅子のスピードを上げるように改造したりだとか。

大富豪フィリップの誕生パーティーに流れる音楽がクラシックばかりでつまらないとアースウィンド・アンド・ファイアの曲に変更してダンスパーティーに変えてしまったりと。このシーンもまた素晴らしい。

『障害者だから』といってできてしまう壁をヅカヅカと壊していくんです。

出会いによって見える世界が変わっていき、それぞれに変化が訪れる。物語の描くべき本質の一つだと思います。

特に好きなのが一番最初のタイトルバックのシーンなのですが、正直「レザボア・ドック」のタイトルバック並みに好きです。

これがまた実話を元に描かれてるっていうんだからまた堪らない。

本当にオススメの映画です。

バディ・ムービー?ただ二人が話しているだけの映画「セトウツミ」

「最強のふたり」から既にそうですが、バディ・ムービー?っていう感じにはなっていますが『掛け合いが面白い二人が登場する映画』的な感覚で読んでいただければ幸いです。

それでこの「セトウツミ」ですが、もうあらすじなんてものはありません。ただ二人が放課後ダベっているだけの話です。

でもそこにはテーマというほどでもないですが、というかやはり登場人物の背景をしっかりと掘り下げるので、そのキャラクターの持っている人生観や、垣間見える人生の哀愁であったりから、ジーンと感じ入るものが生まれて来ます。そういう部分も含めてメチャメチャ好きです。あと中条あやみちゃんがクソ可愛い。

あとの面白さは特報が3つ出ていますのでそちらを観ていただいた方が伝わると思います。

特報1「けん玉」〜もっと誠実に未来を見据えて〜

特報2「タイミング」〜スケールがすごいやん〜

特報3「スタンディングオベーション」〜セカンドオピニオン的な語呂の良さあるやんスタンディングオベーション〜

ちなみに監督は「まほろ駅」シリーズと同じ大森立嗣さんです。

もうなんかずっと観てられる。聞いてられる。

 

 

いかがでしたでしょうか。キャラクターというのは一人で魅力的に見せることはやはり少し難しく、誰かとコンビにさせてその掛け合いでお互いに魅力を引き出していくというパターンが多いようです。

なのでこれに限らず、思い出せば色々他にも出て来るかと思いますので、出て来次第また更新するか、新設するかしたいと思います。

ちなみにバディ関係なく、かっこいいキャラクターの登場する映画は↓にまとめています。よろしければご覧ください。

何度も会いたくなる!かっこいい!愛おしい!恐ろしい!魅力的なキャラクターが登場する映画6選

長い文でしたが読んでいただきありがとうござました。

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