映画でデトックス!爽やかに泣ける『泣けるし、いい映画』4選【映画まとめ】

『泣ける映画』と言う評価をよく聞きますよね。

同時に『泣けるからといっていい映画とは限らない』という言葉も聞きます。

では、泣けるし、いい映画』は存在するのか。

そんな映画最高ですよね。

僕の思い出す限り、やはり数は少ないですがありました。

今回はそんな『泣けるし、いい映画』を紹介したいと思います。

『嗚咽するほどの感動』「リトル・ダンサー」

映画を観てこれ以上に泣いた作品は他にありません。

次の日、友達に嗚咽するぐらい泣いたと言ったら馬鹿にされましたが、でも泣いたんだからしょうがない。本当にレンタルで家で観て良かったと思いました。声を上げてましたから。

舞台は1984年、イギリス北部の炭坑町。主人公の11才の少年ビリーは母を幼い頃に亡くし、炭坑労働者のパパと兄トニー、おばあちゃんと暮らしていました。当時のイギリスはサッチャー政権が「小さな政府」方針のもと、石炭産業の民営化を図っている時で、炭鉱労働者によるストライキなど、イギリス史上に残る社会運動の真っ只中で、父と兄もストライキに参加していました。そんなある日、ビリーの通うボクシング教室のホールにバレエ教室が移ってきます。ふとしたことからレッスンに飛び入りしたビリーは、次第にバレーに夢中になっていきます。

主人公のバレーをひたむきに愛する純粋さ。踊りたくて踊りたくてしょうがない衝動が映像から滲み出ていて、青春映画のような爽やかな感情が湧き上がります。

そしてそれだけではなく、しっかりと描かれている父の感情。社会の中で、時代の中で生きていく大人の現状

言ってみればその相入れなそうな二つの世界。少年の純粋な感情の世界と、大人の、社会の中で、時代の中で生きていかなくてはならない不条理とも言える世界が結びつくことで生まれる感動に嗚咽してしまったのかもしれません。

まあとにかく、この映画を観た時に体験した感動。これこそが本当の感動なのかなと、思ったりもします。

きっと観終わった後は頭痛くなるくらい疲れていますから、デトックス効果は間違い無いのではないのでしょうか。

とてもおすすめです。

『僕にとっては泣けるし、いい映画の代表です』岡村隆史主演「てぃだかんかん」

あまりこういった映画を紹介する場で、この映画を紹介する人はいないかと思います。

主演が芸人の方ですと、どうしても色物として作品を観てしまいがちだと思うのですが、この映画は観た後心が晴れやかになるような、本当に『いい映画』です。

幼いころから海の生物が大好きだった主人公は、幼なじみと結婚するために故郷の沖縄に戻って来ます。子宝にも恵まれ、自分で始めたレストラン事業もようやくうまくいき始めていましたが、そんな折り、海が汚れ、サンゴが死滅し、自分の生まれ育った故郷の海が変わっていっているのを知ります。そして主人公は、店をやめてサンゴを再生することを決意します。

世界で初めてサンゴの移植産卵に成功するという快挙を成し遂げた、金城浩二氏の自伝『てぃだかんかん -海とサンゴと小さな奇跡-』を基に、夢を追いかけるひたむきな姿、それを支える家族の絆、困難に立ち向かう姿を描きます。(Wikipediaによれば、正確には世界で初めてではないそうです。)

もしかしたら人によってはなんとも思わない作品なのかもしれませんが、僕はもう、本当に勇気づけられました

夢を追う姿とそれを支える家族。ベタですが好きなんですよねー。

そして僕は岡村隆史さんの演技が結構好きなんです。根が真面目なので、真面目な役がとても向いていると思うんです。単なるヘビーリスナーの妄言かもしれませんが。

『てぃだ』とは琉球語で『太陽』を意味するそうです。『太陽』が『かんかん』なので『かんかん照り』を意味しています。

きっと観終わった後、心の中も雲ひとつないかんかん照りの空になっているのではないでしょうか。

『ラスト30分原因不明の温かい涙がボロボロこぼれます。』「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」

この映画、本当に名作だと思います。

映画の終盤ラスト30分、原因不明の涙がボロボロこぼれました。

ある日父親に、自分の家系の男が代々持つ、タイムトラベルの力について告白される主人公の男の子。その方法は少し暗いところで、体に力を入れながら戻りたい時間を思い描くだけ。そして告白と同時に告げられる助言、決して自分のため、金儲けや、そういったことには使わないこと。父親自身はひたすら読書に耽り、人生何回か分の本をひたすら読み耽っていることを合わせて告げられます。主人公はそのタイムトラベルの力を、運命の人と出会うために使うと決めます。

↑のようにあらすじを書くと『設定とんでもラブストーリー』的な印象を受けるかと思いますが、全くそんなことありません。

恋愛というよりはむしろ人生のお話であると言えます。

そして父と子の物語でもあるのです。

なので僕はやっぱり最後の方の、どのシーンにも父の姿を感じてボロボロ泣いたんだと思います。

そして観終わった時『この映画は人生において何度も観るだろうな。観る度にまた違った印象を受けるんだろうな。』と思いました。そういった類の名作です。

ここで語り切れない感想は↓にも書いてますのでよろしければご覧ください。

『大切な人と一緒に見てほしい』名作「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」について【映画レビュー(ネタバレなし)】

『最後はきっと笑いながら泣いている。』「リトル・ミス・サンシャイン」

この映画を好きな人は、とても多いと思います。

『面白い』『よかった』そんな感想よりもきっと『この映画好き』という感想を持つ人が多い作品だと思います。

それくらいに誰かの大切な作品になる映画です。

独自の成功論に取り憑かれ、勝ち組を目指す父と、優しい母。自殺未遂を起こした、ゲイでマルセル・プルースト学者の母の兄(つまり伯父)。パイロットになるために『沈黙の誓い』を貫き、全く喋らない兄。父の父でヘロインの使用のために最近老人ホームを追い出された、第二次世界大戦の退役軍人のなかなかロックンロールな祖父。そして美少女コンテストで優勝することを夢見る娘。地方予選で繰り上げ優勝した彼女は、家族含め6人で決勝大会の会場を車で目指す。

最後の決勝大会でのシーン。僕は笑いながらも感動して泣いてしまっていました。映画を観て泣きながら笑ったのは後にも先にもこの時以来ありません。

感動して泣くだけではなく、どこか、自分が自分でいることを許されたような、ありのままの姿こそが一番可愛く、美しいんだと言ってもらえたような気がしました。

落ち込んでる時に観ると、元気が出る映画だと思います。

 

 

いかがでしたでしょうか。

『泣けるし、いい映画』。こうやって探してみると、思っていたよりも見つかりませんでした。

でも、もう少しあったと思うんですよねー。また思い出し次第追加していきたいと思います。

ちなみに泣けるわけではありませんが、観た後に爽やかな気分になれる映画は↓にまとめておりますので、よろしければご一読ください。

ショーシャンクだけじゃない!観た後爽やかな気分になれる映画5選!【映画まとめ】

読んでいただきありがとうございました。

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