男が観ても楽しめる!?ラブストーリーをあまり観ない男がオススメする面白いラブストーリー映画8選【映画まとめ】

バレンタインが近づいて来ると増えますよね。ラブストーリー特集。

ただ、やっぱりそういった恋愛をテーマにしたものってどこか女性向け感が強くて、なかなか男は見れない節があるかと思います。

でも恋愛は物語を描く上ではどうしても外せない部分であり、男と女がいれば何かしらの関係性があり、関係性を描くことが物語の基礎であるならばやはり避けては通れない部分ではあると思います。それをテーマにするかどうかは別として。

ジブリ映画なんかはその好例として、テーマにはなっていませんが男女が出会うことで変わっていく様を描いた非常に素晴らしい映画だらけだと思います。「耳をすませば」なんてとてもわかりやすいですが。

話は逸れましたが、こんなゴタクの多いラブストーリーをあまり観ない男が面白いと思った映画を紹介したいと思います。

恋愛も含めた人生の話「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」

もう大好きなんです。この映画。

その愛は↓こちらでも詳しく紹介していますが、恐らく何年か後に観て、その時の自分の置かれている環境によってまた感想が違うであろう映画。

『大切な人と一緒に見てほしい』名作「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」について【映画レビュー(ネタバレなし)】

そしてゼヒ、大切な人と見て欲しい映画です。人生を共に添いとげるような。

だからそう、恋愛だけでは終わらない、それも含めた、人生についての映画なんです。


ジェイン・オースティンの名作の映画化「プライドと偏見」

僕自身あまり恋愛映画は観ないのですがこの映画は確かおスギさんが勧めていて「観なかったら踏んづけてやる!」と言われたので踏んづけられないように観ましたが、見事、感動に踏んづけられました。

この映画の舞台となる時代では、女性には結婚こそが幸せへの切符であり、幸せになるためには位の高い男性と結婚することしかなかった。
女性は自分の意見を持たず、男性にぶら下がり生きていくことが「正しい」とされた時代で、主人公はしっかりとした自主性を持ち、決して男性に媚びることもない、強い女性として描かれています。そんな主人公がある男性に出会い、お互いに惹かれ合うのですが「プライドと偏見」が邪魔をして、結びつくことができない。

「もう絶対両想いなのになんで…!」という思いが終始おっさんの頭をかけぬけていました。

原作はイギリスの作家ジェーン・オースティンさんによるもので、このジェーン・オースティンさん、Wikipediaによれば「その作品は近代イギリス長編小説の頂点とみなされている」ようで、この作品も何度も映像化されています。
1995年のイギリスBBCで「高慢と偏見」というドラマが放映された際には「その放映時間、街に人がいなくなった」という、よく聞く海外ドラマのすごいエピソードをもった作品です。

そう、↑このエピソードは原作とそれを元にしたドラマの話なのですが、まーこれだけすごいエピソードがある原作を元にしているんだから、面白くないはずがない。

そして美しい。映像も。主人公の女性も。

主人公が恋に悩みブランコをくるくる回っているシーン。その美しさ。忘れられません。

純愛映画の傑作「きみに読む物語」

この予告からして既に素晴らしいですよね。

ネタバレしないようにしないといけないのでYahoo!映画に乗っていたあらすじを載せます。

家族とひと夏を過ごすためにノース・カロライナにやって来た良家の子女アリー(レイチェル・マクアダムス)は、地元の青年ノア(ライアン・ゴズリング)から熱烈なアプローチを受け、やがて愛し合うようになる。

という簡単なものなんですが、実はそれだけにとどまらず、その部分があるから、若者にかかわらず、世代を超えて大人から、もしかしたらお年寄りにまで届く、傑作純愛映画となっているといえます。言えないのがもどかしい。ゼヒとも観て、確かめてみてください。

ちなみにこの作品、Mr.Childrenの櫻井さんも好きな映画に上げている作品です。櫻井さんらしいなと、妙に納得したのを覚えています。

2人の鬼才チャーリー・カウフマンとミシェル・ゴンドリーが描く夢の中の世界「エターナル・サンシャイン」

チャーリー・カウフマンという脚本家をご存知でしょうか。

「マルコヴィッチの穴」という作品で一躍有名になりましたが…まーなんともおかしな設定というかなんというか、ぶっ飛んでるんですね。だって「マルコヴィッチの穴」だって、ある穴に入ったら自分がジョン・マルコヴィッチになれるという衝撃的話ですから。ただ一歩踏み外すとB級映画になりかねない、収束のつかない話を見事に仕上げている。並外れた実力の持ち主です。

でもこの「エターナル・サンシャイン」は一応まともな映画です。

バレンタインが近いある日、主人公は彼女に振られてしまいます。なんやかんやあって知った「記憶を消すことのできる」というラクーナ社のサービス。そこに頼み、彼女との思い出を全て消去してもらうことにしたのですが、その思い出は彼女との嫌な思い出だけではなく、幸せな忘れたくない思い出も消えていくことになるわけです。消去の途中で「やっぱり消されたくない!」と、脳内なのか夢の中なのかを彼女と一緒に逃げ続けるという話。

ね。やっぱりまともじゃない。

この夢の中を逃げ惑う演出がもう1人の鬼才ミシェル・ゴンドリーの力でこれまた不思議な世界に仕上げています。

そしてラストシーンに向かって回収されていく伏線。人間関係。

「あっ、なるほど、こういうことだったのか」

と思うと同時に、ロマンチックな、熱い気持ちがこみ上げてきます。

少し酔っ払いそうな鬼才的演出はありますが、なんともオススメな映画です。

あの頃。まだ何もわからなかったあの頃。「ジョゼと虎と魚たち」

観たのは大学生の頃でした。

まとめの記事を書く際には洋画、邦画問わずどちらもなるべく載せたいと考えているのですが、邦画の恋愛映画がなかなか思い浮かばず。高校生が主人公だったりするものはなんともなー…っていうか観たことないしなー…と思って悩んだのですが、そう言えばと思い出てきたのがこの作品です。

初っ端リアルなセックスシーンで始まるので家族で観るのはあまりオススメしませんが。ただこの作品の持つこのミニシアター感というか、なんと言いますか。

大学生時代。学校に行かず昼夜逆転した生活の中で深夜に1人で観て、プールのような暗闇の中に浸っていく心地よさを感じました。

って僕の自己紹介みたいになっちゃってますね。

大学生の主人公は、ある朝、近所で噂になっている老婆が押す乳母車と遭遇する。そして、彼が乳母車の中を覗くと、そこには包丁を持った少女がいた。脚が不自由でまったく歩けない彼女は、老婆に乳母車を押してもらい好きな散歩をしていたのだ。これがきっかけで彼女と交流を始めた主人公は、彼女の不思議な魅力に次第に惹かれていくのだが…。

とまたYahoo!映画の解説部分を抜粋しましたが、面白いとかよりももしかしたら「好き」っていう感情の方が先に来る映画かもしれません。

僕も含め、いろんな人の心に大切な映画として横たわっている。思い出と一緒に。そんな映画です。

社会現象を巻き起こした超絶ラブコメ「モテキ」

何をもって社会現象と呼ぶのかは正直わかりませんが。少なくとも公開当時、そしてドラマが放映されていた時も含めて、僕の周りではモテキの話があちこちでされていました。

あらすじはあえてする必要もないのかもしれませんが、サブカルクソヤローの主人公にモテキがやってきてまた困っちゃうって話です。

確かに面白かった。

それぞれの登場人物の掛け合いやプチアクションシーンとも言える数々の大げさな動き。サブカルクソヤローのクソヤローっぷり。かかる音楽。そして主人公の動きが外に漏れ出し風景に描写されていく演出…あれ?観たことあるな…あれ?500日のサマーじゃん。

そう。最初の掛け合いの妙や動きはいいんですが、そのサブカルを駆使した演出や主人公の心理描写が心象風景のように外に溶けていくところ。そしてダンス。

いやっ、まーいーんですよ。面白いから。その演出以外にもいいところたくさんあるし。長澤まさみの小さな描写もめちゃんこ可愛いし。コメディとして全然面白いし。ただ、なんか気持ち的に半減してしまうのは事実です。

いやっ、面白いんですけどね。原作がそもそもしっかりしているし。

モテキの演出の元ネタ「500日のサマー」

ということでこちらもオススメしておきます。

あらすじはまたYahoo!映画から拝借しますが。

グリーティングカード会社で働く主人公は、新入りのサマーに一目ぼれしてしまう。ある日、好きな音楽をきっかけに意気投合し、いいムードになった二人。そんな中主人公は、サマーに対して「彼氏はいるの?」と聞くと……。

とこんな感じです。

ただ、個人的にはモテキの方が面白かったかな。邦画だから笑いどころが一緒っていうのとか感情移入がしやすいっていうのはありますけど。

あと主人公がそこまでクソヤローじゃないです。ってモテキ基準で話しちゃった。

僕にとっては純愛映画です。「容疑者Xの献身」

ご存知東野圭吾原作で月9ドラマ化もされた「ガリレオシリーズ」の初映画作品。

この映画、ドラマの映画化だからと侮る人も多いかもしれませんが、なかなかよくできた作品なんです。

原作が申し分ないのは言うまでもないのですが、まーそこから出てきているキャラが良い。そしてそれを生かす脚本家も福田靖さんと言う素晴らしい方で、海猿シリーズや龍馬伝など、ヒット作をいくつも手がけています。それからその脚本を生かす監督も西谷弘さんという、スケールのでかい作品の演出が上手な方で、アマルフィなどを監督されていました。

とまぁ言ってみても凄さはわからないと思いますが、この予告編を観ていてもわかるスケールの大きさと、それが浮世離れしていない説得力。見事です。

話としては犯人がわかっているので、そのトリックを暴くための刑事コロンボパターン。もしくは古畑任三郎パターンとでも言いましょうか。天才物理学者VS天才数学者の図式になっています。

しかしその天才物理学者がなぜ罪を犯したのか。そこには純愛とも言える無償の愛があります。

4色問題の話。なんとも言えず、泣けてきます。

 

 

こう見てみるとザ・ラブストーリーなものは少なく、また、邦画ではもう少しあった気がしますが、ひとまずここまでで。

また思い出したら続編を製作するか、更新するかしたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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